内閣総理大臣杯 全国空手道選手権大会

 公益社団法人 日本空手協会は、活動の一貫として、毎年全国大会を開催しております。昭和32年10月東京体育館に於いて、第1回全国空手道選手権大会を開催し、初めて空手道の試合化に踏み切り、以後空手道が爆発的な早さで世界中に普及しました。第5回大会には今上陛下(当時皇太子殿下)のご臨席を賜るなど、規模、内容ともにもっとも歴史のある空手道大会として、今日に至っております。

 

 

文部科学大臣杯 小学生・中学生全国空手道選手権大会

 近年、空手道の青少年への急速な普及に伴い、第26回全国大会からは小・中学生大会が別途独立して盛大に行われるようになりました。一般の大会同様に各都道府県の大会の予選を勝ち抜いた小学生・中学生代表選手で開催されております。

 

 

 船越義珍杯 世界空手道選手権大会

 昭和4年(1929年)、「唐手術」の名称を勇断と信念を持って「空手道」と改称された、空手道の開祖ともいえる船越義珍最高師範。

 世界大会は、偉大な船越先生の教えに基づき、全世界に空手道の正しい普及を推進し、世界平和に貢献するための大会であります。世界中の130カ国が公益社団法人 日本空手協会に加盟しており、3年毎に「船越義珍杯」と銘打ち、世界各地で開催されております。

 国の違い、言葉の不通等を超え、全世界から駆けつけてきた各国の役員、選手達は何れも、松濤 船越先生の教えを受け継いできた代表者達でありま

す。

 

 熟錬者全国空手道選手権大会

 自らの限界に挑む熟錬者が切磋琢磨する場として、平成14年(2002年)の第1回大会以降、毎年開催されています。全国各支部の男子40歳以上、女子35歳以上の選手が集います。

 近年においては、日本空手協会が提唱する武道空手に興味を持つ中高年の入会が年々増加しています。

 あらゆる層に機会を設け、武道空手をより深く学ぶ道へ導く。それが日本空手協会の実践する生涯空手です。